DTM音響機器レビュー

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JOMOX MBase 11

JOMOX MBase 11

サウンドハウス



jomox_mbase11.jpg


JOMOX MBase 11
希望小売価格62,790円前後
■■■JOMOX MBase 11機材情報■■■

 JOMOX MBase 11は他の製品には見られない
アナログ・バス・ドラム専用の音源モジュール
スペック的には、1ボイスのアナログ・シンセサイザーですが
バスドラム専用にチューニングされ、コントロールも
バスドラム音色を作るためのパラーメータのみ装備されています。
 アナログ・バス・ドラム音色といえば、TR909やTR808などが有名です
これらの、サウンドは現在はさまざまなジャンルの
ドラムトラック制作に使用され、またシンセサイザーやドラムマシンなどにも
必ずと言っていいほど、プリセット音として収録されています。
それだけに、あえて今アナログ・バス・ドラム専用の音源モジュールを
発売するということはJOMOXのこだわりが強く感じられます。

 JOMOX MBase 11は非常にシンプルな設計で
フロントパネルを見てもおわかりのように、液晶ディスプレイは
搭載されておらず、3桁のFL管のみです。
左右には、音色エディットや設定の項目が並び
左右それぞれに上下のカーソル・キーを備えています。
つまみは2つあり、1つはクリックタイプ
中央ディスプレイ下には「PLAY」ボタンがあります。
リアパネルには電源スイッチや各種端子が並んでおり
右から、電源スイッチ、DC IN、MIDI IN、MID OUT、
外部トリガーIN、オーディオ・アウトとなっています。

 それでは、実際にJOMOX MBase 11を動作させ
チェックして行きたいと思います
電源を入れると、ディスプレイに「Pr0」と表示されています。
これは音色プラグラム0の意味で下のつまみを回すことにより
「Pr1」「Pr2」「Pr3」と音色が次々と変わっていきます。
様々なバリエーションのアナログ・バス・ドラム音色が
プリセットされています。
そのつまみの上の「PLAY」ボタンを押すことで
MIDIキーボード等を接続していなくても
音色を確認することができるようになっています。

 JOMOX MBase 11の音色のキャラクターですが、
最初はTR909やTR808のクローン的な
製品という先入観を持ちながら聴いていたのですが
いわゆるTR-909を完全シミュレートを目指した
DrumStation等とは違い、それらとは違う新しい音を目指しているような
コンセプトを感じました。
今までのアナログ音源では無かった、複雑なモジュレーション感や
金属的な響きを持った音色、ノイズがMIXされている音色など
アナログ・ドラムの重低音を残しつつ、よりソリッドで
ヌケのよいキャラクターが印象的でした。
もちろん、TR909やTR808のような迫力のある
バスドラム音も数多くのバリエーションでプリセットされていました。
また、MIDIキーボードを接続して音色の確認をしていたのですが
スプリット・モードのような鍵盤の割り振りで
鍵盤の右側は音程が変わらず、どの鍵盤を押しても
プリセットのデフォルトの音程でなりますが、
左側は音階がついており音程をつけて演奏することができます。
もともと太いキャラクターを持っており、しかもアナログ音源ですので
ディケイを調整してベースシンセサイザーとしても
高いレベルで活用できると思います。

 JOMOX MBase 11では、このプログラムを
演奏する状態で左右のカーソルキーのいずれかを押すことにより
即座にカーソルで指定されたモードに入り
エディットすることができるようになっています。
それでは、特徴的なパラメータをいくつかチェックしてみたいと思います。
「Tune」を選択し、上のつまみ「Valeu」で値を変えてみます。
「Tune」は通常ピッチの微妙なチューニングのことをさしますが
このMBase 11では、
アタックのピッチエンベロープの調整になっていますので
注意が必要です。
「Tune」という単語から、微妙なチューニングはそれほど必要ないと
勘違いをするとたいへんです。
アナログ・バスドラムにおいてアタックのピッチエンベロープは
非常に重要な要素ですので、このパラメータを
素通りすることがないように気をつけて下さい。
続いての「Pitch」が音程のチューニングとなります。
「Decay」はリリースタイムの調整で
最大値では、持続音となりますのでシンセ・ベースとして
使う場合はここの調整により実現することができます。
「Harmonics」では、値を上げることにより倍音が多くなり
軽い歪み感のような物を音色に付け足すことが可能
ハードなキャラクターが欲しい時には重宝すると思います。
「Noise」では、ホワイト・ノイズを音色に足すことができます。
JOMOX MBase 11はコンプレッサーを内蔵しており
「Compr」では、外部アウトボードやプラグインを使うことなく
内蔵のコンプレッサーの値を調整することが出ます。
コンプレッサーの細かい調整はできませんが
バスドラム専用のチューニングがなされている印象で
問題はないと思います。
「Compr」パラメータはフロントパネルで
オレンジ色の文字で表示されていますが
左右ともオレンジ色のパラメータはセカンド・ファクションと呼ばれ
UpカーソルキーとPlayキーを同時に押すことで
セカンド・ファクション・パラメータを選択可能となります。
次に、「MetNze」は、メタリックなクリックを加えることができる
パラメータでソリッドな音色を作る時に効果的です。
アナログ音源のみながら、この「MetNze」のような
効果の影響で多彩なバリエーションを作り出しているように思えます。
 その他にもアタック・タイムの調整やEQなどの調整も可能です。

フロントパネル左側のパラメータは、主にJOMOX MBase 11
セットアップ系のパラメータが並んでいます。
MIDIチャンネルの設定や、鍵盤上での演奏時の各種設定
LFO関連、外部入力トリガーの設定などを行うことができます。
これらのパラメータにより、コンパクトな外観から想像する以上の
細かい調整や設定がしっかりと行える印象です。

さらにJOMOX MBase 11では
通常のMIDIによる発音の他に、外部トリガーインによる
発音も可能となっています。
外部トリガーインは、オーディオ信号によって
MBase 11が発音するのもで
ライブなどで生ドラムのトリガーで発音し、
生ドラムの音と、MBase 11の音をミックスしたり
DJパフォーマンスで、声をトリガーにして発音させたりと
アイディア次第で面白い活用ができると思います。

このようにバスドラム専用音源として、ベース音源として
非常に、魅力的な商品であると思います。
今あるシステムに、太くて存在感のある
アナログ・バスドラム拡張音源としてはもちろん
JOMOXのXbaseなど、JOMOXの他のドラムマシンをお持ちの方でも
それらとは、違ったキャラクターを持っていますので
やはり拡張音源としておすすめできるといえます。



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■■■JOMOX MBase 11スペック■■■

●最大同時発音数:1音
●音源方式:完全アナログ
●メモリー:110(10ユーザーRAM、100フラッシュメモリ)
●LFO:8波形(サイン波、三角波、ノコギリ波、パルス波でそれぞれ正相と逆相)
●ディスプレイ:7セグメントLED
●MIDI端子:IN、OUT
●出力端子:オーディオ (フォーン)x 1
●出力レベル:約0dBu
●入力端子:アナログ信号によるトリガー(フォーン)x 1
●電源:ACアダプター(DC9V)
●重量:約0.5kg
●外形寸法:145(W) x 155(H) x 35(D)mm

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テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

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