DTM音響機器レビュー

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NOVATION INDEX

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NOVA(アナログ・サウンド・モデリング(ASM)方式 シンセサイザー音源モジュール)
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テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

NOVATION NOVA

サウンドハウス

NOVATION NOVA

novation-nova.jpg


NOVATION NOVA
価格208,000円(1999年当時)
■■■NOVATION NOVA機材情報■■■

当時としては、安価ながらその出音の良さから、数多くの支持を得た
BassStationシリーズや、やDrumStationシリーズを発売した
NOVATIONの、デスクトップタイプのアナログ・モデリング音源モジュール
NOVATION NOVAをご紹介致します。

NOVATION NOVAの音源部分は
アナログ・サウンド。モデリング(ASM方式)を採用し
1ボイスにオシレーターを3つ、リングモジュレーターが2つ、
ノイズ・ジェネレーターが1つという豪華な仕様です。
NOVATION NOVAのリングモジュレーターでは金属音や、過激な音作りが可能で
これを利用したFM音源風の音色やSFX音などは
アナログ方式とは思えないバリエーション豊かなサウンドを出すことが出来ます。
波形は、SAWとSQUAREのみですが、
NOVATION NOVAには、モジュレーション・マトリックス
という機能が搭載されていて
LFO1、LFO2、ENV2、ENV3、WHEELをソースとし
MIX、PITCH、WIDTH、SYNC、SOFTENに対し、
レベルとモジュレーション量を調整できるようになって、
その中も「SOFTEN」というパラメータは、波形を丸くすることが出来ますので
サイン波や三角波のようなソフトな波形にすることが可能です。
また、NOVATION NOVAはオシレータのパラメーターに
「シンク」機能がありませんが
これもモジュレーション・マトリックスの方にシンクが装備されており
各オシレーターに対してシンクのレベルを設定する事が出来ます。
つまり、シンクをかけても、どれかオシレーターを1つ犠牲にすることなく
3つのオシレーターを生かしたまま、それぞれシンクサウンドを発音させることが
出来るようになっています。
このように、NOVATION NOVAは一見波形バリエーションが少ないですが
モジュレーション・マトリックスにより、
多くの波形を作り出すことが出来るようになっています。

次にフィルター部分を見ていきたいと思います。
NOVATION NOVAのフィルターは、
12dB/oct、18dB/oct、24dB/octの選択が出来て
フィルター種類も、ローパス、バンドパス、ハイパス・フィルターと
一揃え装備されています。
もちろん、カットオフ(Frequency)、レゾナンスで調整可能、
スイープ感も良好で、音が細くならず、
中低域がしっかり残っている印象です。
また、NOVATION NOVAでは通常のフィルターにはない
「over drive」というつまみが
フィルターセクションに装備されていますが、
これは、アナログ回路のサチュレーション効果を再現してくれる物で、
エフェクターで言うオーバードライブのように歪むわけではなく、
自然なアナログ感が加わります。
また、フィルター部にもモジュレーションマトリックスが装備されており
LFO1、LFO2、ENV2、ENV3、WHEELをソースにして
カットオフとレゾナンスをモジュレーションすることが出来ます。

LFOは2基搭載されSQUARE、SAW、TRIANGLE、SAMPLE/HOLDの4種類が選択出来
スピードとディレイでコントロールできるようになっています。
LFOのかかり先は、このセクションで行わず、
前記したオシレーター、フィルター、各セクションの
モジュレーション・マトリックスセクションで
設定するような構造になっています。

次にのエンベロープセクションを
見ていきたいと思います。
エンベロープはADSR方式のものが3つ用意されており
ENV1はAMP専用で、ENV2、ENV3は各セクションの
モジュレーション・マトリックスで
任意に割り当てる仕組みとなっており
かなり自由度が高い設計になっています。

NOVATION NOVAでは、これらのパラメータで作られた音色を
最終段でエフェクトをかけて出力できるようになっています。
エフェクトは、リバーブ、ディレイ、
コーラス/フランジャー/フェイザー(内1つ選択)、ディストーション、
EQ、コムフィルター、パン/トレモロ(内1つ選択)のすべてを
1パートに同時使用できるという贅沢な設定となっています。
基本的には、自然なエフェクトを狙ったものではなく
荒っぽいかかりのキャラクターを持っているという印象でした。

これらの設定は、メモリー出来ますが
NOVATION NOVAでは、音色プログラムは256音
マルチティンバーのセッティングなど、パフォーマンスは128音
メモリーすることが出来ます。

そして、さらにNOVATION NOVAには、
ボコーダー機能も搭載されています。
タイプとしては、40バンドタイプのボコーダーで
子音は、ハイパスフィルターによる検出か
ノイズによる検出かを選べるようになっています。

このようにして作られた音色は、単体での使用はもちろん
6パートのマルチティンバーとして使用することが出来ます。
マルチティンバー演奏時も1パート毎に
エフェクトをすべてかけることが出来るのは嬉しい限りです、
また、さすがにボコーダーはエフェクトセクションにありますますが
1パートのみとなっております。

その他、このようなバーチャルアナログシンセの定番とも言える
アルペジエーターも搭載されています。
モノ・モード、ポリ・モード両方で使用することができ
プリセットとユーザー合計で386パターンがメモリーされています。
そして、パフォーマンスモードでは、各パートにそれぞれ
1つずつアルペジエーターを割り当てることができ
これだけで、曲の大部分の構成を作り上げることすら可能です。

NOVATION NOVAの入出力系は
アナログアウトプットがステレオ3系統で形6つ用意されており
(内5、6アウトはヘッドホン兼用ミニジャック)
マルチティンバー使用時6パートをそれぞれ別々に
出力することも可能です。
外部入力は、ボコーダー用だけではなく
フィルター前に入力される回路構成ですので
外部入力音声に、フィルターやエフェクトを
かけて出力させることが可能です

総合的に見てNOVATION NOVAは、はっきりとした
キャラクターで、ベースや、ブラス迫力のある音や、
過激でスペイシーな音作りが得意な印象でした。
Nord Leadが現代版Prophet5とよく言われますが
NOVATION NOVAは現代版、
OBERHEIM Matrixといった印象です。
Nord LeadやACCESS Virusといった製品に肩を並べる
実力をもっていると言えると思います。

■■■NOVATION NOVAスペック■■■

●同時発音数:12音(発売初期モデル)
●オシレーター構成:3オシレーター(1ボイス)
●マルチティンバー数:6
●LFO:2LFO
●フィルター:ローパス、バンドパス、ハイパスフィルター、12、18、24/Oct
●エンベロープ:3ADSR
●エフェクト:ディストーション、コム・フィルター、EQ、リバーブ、コーラス、
       フランジャー、フェイザー、ディレイ、パンニング、トレモロ、
       40バンド・ボコーダー
●メモリー:プログラム256音、パフォーマンス128音
●オーディオ出力:6アサイナブル・アウト
●オーディオ入力:2
●外形寸法:383(W)×63(H)×193(D)mm
●重量:4kg


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NOVATION ULTRANOVA

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