DTM音響機器レビュー

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DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPEST

サウンドハウス



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DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPEST
オープンプライス予想価格200,000円前後
■■■DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPEST機材情報■■■

DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPEST
Sequential Circuits Inc.社の設立者でアナログ・シンセサイザーの銘機
Prophet-5の設計者としても知られているデイブ・スミス氏と
Linn Electronics社の設立者でドラムマシンの銘機「LM-1」「Linn9000」
やAKAIとの共同開発による「MPC60」「MPC3000」などを開発した
ロジャー・リンが開発に参加したアナログ・ドラムマシンです。

デイブ・スミスのアナログ音源の長年のノウハウと、
ロジャー・リンのリズムマシンのこちらも熟練したノウハウが
融合した機材というだけで、もうこれ以上はないというほどの
期待が高まる製品です。さっそく見ていきたいと思います。

DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPESTの音源としての構成は
ヴァーチャル音源ではなく、
純粋なアナログ・シンセサイザー回路を搭載しており、
オシレーター、VCFフィルター、VCA回路を持っています。
同時発音数は6音、1ボイスに4つのオシレータを
使用することが出来るようになっています。
ドラムマシンというよりは、アナログ・シンセサイザーという構成で
回路構成だけを見れば、誰もがアナログシンセサイザーと考えると思います。

DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPESTに搭載されている
4つのオシレーターはオシレーター1と2がアナログオシレーターで
オシレーター3と4がデジタルオシレーターという構成になっています。

オシレーター1と2はアナログDCOオシレーターで
波形は三角波(Triangle)、 ノコギリ波(Saw)、
ノコギリ波+三角波(Saw-Triangle)、
パルスワイズモジュレーションが可能なパルス波(Pulse)を選択可能です。
また、オシレーター1には矩形波のサブオシレーターも搭載されています。
オシレーターに対するパラメーターも通常のアナログシンセと同様
各オシレータ毎に、波形選択、レベル、ファインチューニングによるデチューンや
グライド、シンクなど、細かいエディットが出来るようになっています。

オシレーター3と4はデジタルオシレーターが搭載されています。
波形はあのLinndrumの波形や、アコースティックドラムの波形はもとより
各種パーカッション、Prophet VSのデジタル波形や、
往年のアナログサウンドなどの波形が用意されています。
こちらも、レベル、ピッチ、ファインチューニング、グライドなどの
エディットパラメーターが用意されています。
また、オシレーター3と4はフィルターを通さないで
直接VCAへ送ることが出来るようになっており
サウンドの幅が広がると思います。

次はDAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPEST
フィルターを見ていきたいと思います。

DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPESTに搭載されている
フィルターはボルテージコントロールのアナログ・フィルター(VCF)で
ローパスフィルタとハイパスフィルターが用意されています。

ローパスフィルターは、2-poleと4-poleの切り替えが可能で
一般的なカットオフとレゾナンスで音作りをしていくタイプで
4-poleでは過激な発振サウンドを作ることも出来ます。
また、Moogタイプのフィルターで有名な
フィルターへの入力信号をループさせる
フィードバックも用意されており、過激なサウンドも
作り出すことが出来るようになっています。

ハイパスフィルターは2-poleタイプのでカットオフフリケンシーのみの
シンプルな機能ですが、ローパスフィルターとは
独立して用意されていますので、組み合わせることにより
多彩な効果を得ることが出来ます。

次にDAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPEST
エンベロープについて見ていきたいと思います。

搭載されているエンベロープは
1ボイスにつきFilter、Amp、Pitch、Aux1、Aux2、と
5つものエンベロープを使用することが出来るようになっています。
アタックとディケイだけのADと
アタックとディケイの間にピークを設定できる
DAPDSR方式のエンベロープが用意され、
切り替え可能となっています。
通常のアナログシンセよりも複雑なエンベロープを組むことが
出来るようになっています。
リズム音を作り上げるために考えられた設計であると言えると思います。

LFOは2系統搭載されています。
波形は、三角波、ノコギリ波、リバース・ノコギリ波、矩形波、ランダム波の
5種類、ランダム波はサンプル&ホールドタイプが用意されています。

これらの5つのエンベロープと2つのLFOは
モジュラーシンセサイザーのパッチングと同等の事ができる
「モジュレーションパス」という機能によって
各オシレーターの周波数や、オシレーターレベル、サブオシレーターレベル
ローパスフィルターカットオフ、レゾナンス、ハイパスフィルター
VCA、LFO周波数など50種類以上のサウンドパラメータへ接続することにより
自由度の高いモジュレーションを組むことが出来るようになっています。
接続元となるソースもエンベロープやLFOのみならず
ベロシティ、ノイズ、ノートナンバー、ランダム、フットペダル
ピッチベンド、モジュレーションホイール、ブレスコントロール
など20種類以上のソースが用意されており
さらに、最大で8系統の「モジュレーションパス」同時に使用可能ですので
モジュラーシンセサイザー並の自由度の高い音作りが可能となっています。

これらの音色を16のパッドに割り当てて演奏させる事となります。
演奏状態でシフトキーを押しながら、パッドを選択することで
ミキサーセクションをエディットすることが出来るようになっています。
このセクションには、各パートのレベル、パン、ソロ、ミュートなど
ミキサーとしての基本パラメーターの他に
ディレイ・エフェクトの調整つまみを用意されており
通常の状態では、ディレイのセンドレベルを
シフトを押すことにより、リピートとディレイタイムの調整を
行うことが出来、ここでディレイのかかり具合などを
調整するようになっています。

これまで、記載してきたパラメーターのほとんどは
パネル上にある、つまみやスイッチ、パッドを利用して
リアルタイムにコントロールすることが可能となっていますが
さらにDAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPESTでは
Real Time FXと2本のタッチスライダーにより
リアルタイムのパフォーマンスが飛躍的に向上されています

Real Time FXは本体左にある、位置と圧力センサーを搭載した
タッチスライダーによってコントロールすることが出来るようになっています。
通常の状態ではFX1とFX2が割り当てられていますが
シフトキーを押すことにより、FX3とFX4に切り替わり
合計で4つのFXをコントロールすることが出来ます。
FXには、ビート全体のサウンドを変化させる「ビートFX」と
このサウンドの音色エディットパラメーターを変化させる
「ノートFX」の2種類があり、「ノートFX」は
リアルタイム・パフォーマンスの状況を
シーケンサーに記録することが出来るようになっています。
これにより、DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPEST
様々なパラメーターをリアルタイムで強力に変化させることができ
ライブパフォーマンスなどに威力を発揮すると思います。

DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPESTの本体に
搭載されている16のパッドは自照式で、選択時やトリガー時に
発行するタイプとなっています。
パッドは、パッドファンクションでの選択に応じて
通常のパッドのように各音色をパッドを叩いて発音させるモードの他に
リズムパターンの切り換えや、各16トラックの個別のミュート、
指定したスケールで鍵盤のように音階を付けて演奏できるモードなど
打ち込みからリアルタイムでの演奏まで、
非常に便利でわかりやすく使うことが出来るよう工夫されている印象です。
面白いところでは、16のパットに16段階のベロシティを割り当て
演奏する事も出来るようになっています。

パッドファンクションの右側には、パッドオプションがあり
指定した間隔で繰り返しサウンドを発音させるロール機能や
波形を逆再生するリバース機能、
パッドのベロシティを常に最大にして発音させる
フィックス・レベル機能、
さらに、音色バンク切り替えるボタンもあり
そのボタンを押すことでサウンド・バンクBに切り替わり
32音色のサウンドをスタンバイすることが出来るようになっています。

※サウンド・バンクBはバージョン1.0では対応していません、
バージョンアップにて対応予定です

DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPESTでは
これらの多彩な機能を利用して、シーケンスを組んで演奏する事となります。

DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPESTのシーケンサーは
おなじみのステップ入力、リアルタイム入力どちらにももちろん対応しています。

ステップ入力は16のパッドがそのまま、16ステップとなり
発音するステップが自照式パッドにより発光状態となりますので
打ち込み状況が一目瞭然で、迷うことなく入力出来ると思います。

リアルタイム入力時も、前記のパッドファクションを切り替えて
ドラムは通常のトリガー発音モードで、
ベースやシンセ音は、音階を付けてパッド演奏できるモードを利用するなど
最適な方法で、入力が行えるように考えられていると思います
もちろん、演奏しながらリアルタイムで音を重ねていく
オーダーダビングも行えるようになっています。

DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPESTでは
自照式パッドでの入力確認の他に
ディスプレイのビートイベントスクリーンで
確認や修正を加えることが出来るようになっています。
各ステップ毎の、ベロシティやチューニング、発音の長さなど
ディスプレイの周りに配置されている、ノブやボタンを使用して
素早く、効率的にエディット作業が行えるようになっています。

また、シフトキーを押しながら、プレイキーを4拍単位でタップすることにより
リアルタイムで目的の楽曲のテンポに
素早くシーケンスのテンポを合わせることが出来る
タップテンポ機能も搭載しています。
ディスプレイ等で呼び出すなどの手間がなく
フロントパネルの2つのボタンのみでタップテンポの設定が
素早く行えるのは嬉しい限りで、
この機能だけではありませんが
すべての機能が本当によく考えられている印象です。

次はDAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPEST
フロントパネル右上にあるメインアウト・エリアについてです。
ここには、全体のボリュームの他に
「ディストーション」と「コンプレッション」のつまみが用意されています。
つまみ、1つだけでかかり具合を調整するのみですが
ここにも、開発者のこだわりが感じられます。
なんとこれに搭載されているディストーションと
コンプレッサーはアナログ回路です。
ほんとうにこだわりが感じられます。

最後にリアパネルの入出力関係を見てみたいと思います。
音声出力はステレオ・メインアウトの他に6つの独立アウトを備え
音声出力は合計で8つ装備されています。
その他にはヘッドホン端子、フットスイッチ端子、ペダル端子
MIDI端子、USB端子を備えています。
残念ですが、USB端子は音声出力には対応していませんが
ここまで、アナログにこだわっていますので
やはり、出力もアナログでということではないでしょうか
実際にデジタル出力よりアナログでの出力の方が
空気感や奥行きが感じられる場合が多々あります。
リズムマシンでペダル端子を装備しているのは珍しいと思いますが
これは後日のアップデートで6ボイスのアナログ・シンセサイザーとして
利用できるようになるとアナウンスされていますので
それを見越した装備と言えるともいます。

サウンドはDAVE SMITH INSTRUMENTSアナログシンセの
流れをくむキャラクターで、アナログ・オシレーターだけを聞いていれば
同社のProphet'08と間違えるほどの素晴らしいサウンドです。
Prophet'08はサブオシレーターを搭載しておりませんので
それ以上の厚みといえると思います。

デイブ・スミスとロジャー・リンが開発したというだけで
歴史的銘機となる可能性が高い商品ですが
その機能や、出音を聞いてあらためて
それを確信することが出来ます。
リズムマシンとしてだけではなく、将来的に
6ボイスのアナログ・シンセサイザーとしても活用できる点
バージョンアップにて機能を強化していける点など
その潜在能力のすべてがわかるのは、
まだこれからのような気がします。
10年、20年と使っていけるそんな予感のする
製品であると思います。




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■■■DAVE SMITH INSTRUMENTS TEMPESTスペック■■■

●6ボイスアナログドラムマシン

■アナログボイスストラクチャー
●オシレーター:2xアナログ, 2xデジタル
●デジタルソース:
クラシックドラムマシン、Prophet-VSの波形などを搭載
  (FXPansionとGoldbabyによるサンプル波形)
●フィルター:1ボイスにつき1xローパスフィルター,
        1xハイパスフィルター
●モジュレーションパス: 8系統
●LFO:1ボイスにつき2xLFO
●エンベロープ:1ボイスにつき5エンベロープ(Filter, Amp, Pitch, Aux1, Aux2)

■ハードウェア
●アウトプット: L/R
●ヘッドフォンアウト:1
●インディビジュアルアウト: 6
●MIDI: IN / Out
●外部コントロール:フットペダル / エクスプレッションペダル
●USB端子:1
●ディスプレイ:高コントラスト有機ELディスプレイ
       (256 x 64ピクセル)
●自照式ドラムパッド: ベロシティとプレッシャーに対応した
           16個のドラムパッド
●タッチフェーダー:ポジションとプレッシャーに対応した
           2本のタッチフェーダー

サンプリングCD・ムービー素材集LGR LABEL
http://www.lgril.com/














Dave Smith Instruments Tempes

Dave Smith Instruments Tempes




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テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

COLUMBIA RHYTHM BOX CRB102

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COLUMBIA CRB102
■■■機材情報■■■
プリセットリズムタイプで、基本プリセットが9
バスドラ、スネア・シンバルのプリセットがそれぞれ6
合計21のリズムパターンを内蔵しています
音色は、バスドラ、スネア、ハイハット、シンバルと
パーカッション(クラベス、コンガ、ウッドブロック等...)
典型的なアナログリズムボックスの音構成ですが
特にスネアがAce Tone、Roland、KORGとも違う
独特のローファイ感のする音色です
全体的に、低域の豊富な音色で、サンプリング等をしても
キャラクターが損なわれることがありません
あまり知られていない製品ですが、個性的なスネアなど
魅力のある音を持っていると思います

■■■スペック■■■
●プリセットリズム:WALTZ/SAMBA/RUMBA/BOSSA NOVA/TANGO
SLOW ROCK/SWING/ROCK1/ROCK2/WARIATION 2BEAT
●スタート・ストップフットスイッチ
●コントロール:VOLUME/BALANCE/TEMPO/
BASS DRUMS SNARE DRUMS/CYMBAL
●接続端子:アウトプット2(HIGH/LOW)、
スタート・ストップフットスイッチ端子

■■■収録サンプリングCD・DVD■■■

RHYTHM WORKS SPECIAL EDITION Ver2



RHYTHM WORKS Ver2



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