DTM音響機器レビュー

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LEXICON PRIME TIME

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LEXICON PRIME TIME
■■■LEXICON PRIME TIME機材情報■■■
1971年、前身であるAMERICAN DATA SCIENCESからLEXICONと名を
変えて以来30年あまり、デジタル・オーディオ・プロセッサー分野において
数々の名機を生み出してきた同社が、1979年に発表したデジタル・ディレイが
PrimeTimeでした。
1977年に発表されたDelta Tシリーズの心臓部を受け継ぎ、
以後Prime TimeII、Super Prime Time、PCM41およびPCM42と続いた
同社の単体デジタル・ディレイ・ラインナップの重要な基盤となった本機は、
当時の最新テクノロジーを集約した超高級機器であった。
最長ディレイ・タイムは128ms(full bandwidth時)、
オプションの拡張メモリーを搭載しても256msで、
それ以上は周波数帯域を犠牲にし、音質面で妥協することにより
最大8倍までのタイムを何とか確保しているという、
現代では何とも貧相なスペックです。
さらに、ステレオ・ディレイではなくモノラル仕様。
最近は誰も使わなくなったリピート&ホールド機能もあります
製品名の元にもなったPRIME(=素数)インジケーター
このディレイは、1msごとにタイムを調整するのではなく
0~256msまでのディレイ・タイムを60ステップに区切った中から
選ぶ必要があります。
(キャリブレーション・モード時。VCOモードにて微調整は可能)
これらのディレイ・タイムはできるだけ、ほかのタイムの倍数にならないように
配慮されており、中でも素数のものに関してはPRエMEインジケーターが
点灯するようになっている。
モノラルで2系統のディレイを扱う上で
なるべく干渉を避けようという工夫の表れであろう。
さらに、2つのミキサーを備えた信号経路もかなりユニーク。
入力はlnputとAUXの2系統。これにDelay A/Bからのディレイ音を加えた
4系統をインプット・ミックス・セクションにてそれぞれレベル調整しA/Dへ
ここでデジタル化された信号からその後のメモリー・セクションにて
A/Bそれぞれ独立した2系統のディレイ信号が作られ、
D/Aを経由し先のインプット・ミックス・セクション
および最終段のアウトプット・ミックス・セクションに送られます。
後者には、lnputおよびAUXの信号も送られているので、ここでも4系統の
信号レベルをそれぞれのスライダーで調節し、Master outputへ
送り出すといったなかなか凝った設計です。
lnput Mix、Delay A、DelayBそれぞれのアウトもあるので、
アイディア次第でかなり応用が利くようになっています
スペックだけみれば、現代では魅力は感じませんが
今なお現役で活躍しているその要因はやはり音質だと思います。
デジタルくさい高城のギラつきがなく、仲びやかで太くつやのある音色を持つの
LEXICON製品の特徴、既にこの時代にそれが確立されていたのがよく分かる。
もちろん後の製品ほど洗練されておらず、若干荒れ気味で
スムーズさにかける感は否めないが、その分キャラクターが強く、
しっかりと主張する音を得ることができます
また、DELAY MULTIPLYつまみで1、2、4、8倍を選ぶと、
それぞれ周波数帯城が12、6、3、1.5kHzと制限される。
実はこれが今日ではいい感じのローファイ感を出しています。
さらに、各種パラメーターをリアルタイムに操作しても
メモリーがミュートされることが無いため、デジタルでありながら
アナログ・ディレイ的な効果をも得ることができるのが大きな魅力です。
SEを作るときなどは本当に重宝します。
デジタル全盛の今、逆の立場からそのデジタルとアナログの絶妙な
バランス感覚に共感を覚えます

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