DTM音響機器レビュー

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Roland MC-909

Roland MC-909


サウンドハウス



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Roland MC-909

■■■Roland MC-909機材情報■■■
 1996年に登場したROLAND MC-303。
クラブ系トラック向けシンセ/リズム音源とシーケンサーを搭載した
この新感覚の音楽制作マシンは、その操作性の高さも相まって
トラック・メイカーを中心に絶大な支持を得ました。
その後、MCシリーズとして、機能やインターフェース面での強化が図られた発展機
MC-505とMC-307が登場しました。
また同時期に、ROLAND/BOSSではクラブ・ミュージック制作ツールを
大々的に発表、DJミキサー、サンプラー、エフェクター製品など
グルーブ・ギア・シリーズとして広まっていきました。
 そして今回紹介するRoland MC909は、それらグルーブ・ギア製品の機能を統合した
集大成的なマシンに仕上がっています。
 Roland MC-909の機能構成を簡単に説明するとPCM音源シンセ
サンプラー+16パートMIDIシーケンサー+マルチエフェクターというもの。
これらの機能をスムーズに連携させ、多様なアプローチによる
楽曲制作が1台で完結できるようになっています。
では、その特徴を幾つか挙げてみよう。
 まず、従来のMCシリーズ製品との決定的な違いとしては、
オーディオを扱えるようになったことです。
サンプラーとしてのループ再生はもちろん、取り込んだサウンドを
シンセ・パラメーターを使ってエディットすることもできます。
次にコンピューターとの連携。
USB接続でオーディオ・ファイル、MIDIファイルをやりとりすることが可能です。
また、大型の液晶ディスプレイを装備し、操作性がアップしたことも見逃せません。
このように、ざっと見ただけでも、Roland MC909
従来のグルーブ・ギアと一千を画す製品であることが
お分かりいただけると思います。
 シンセのプリセットにはテクノ、ハウス、ヒップホップ、R&Bなど
クラブ系トラックに欠かせないシンセ、リード、シンセ・ベース、FX音などの
パッチはもちろん、ディストーション・ギターやブラス、ストリングスなどの
スタンダードな音色まで、あらゆるジャンルに対応できる800種のパッチを搭載。
また、リズム音源に関してもテクノ、ハウス、ヒップホップ、R&B、レゲエ、
さらにはエレクトロニカ、2ステップまで72キットもスタンバイしています。
さらに、新規開発のシンセ・エンジンも秀逸で、サウンド・クオリティは
定評のある同社のシンセXV-5050、SH-32相当。
基本波形693種類を元に細密な音作りもできるようになっています。
 もちろんサウンド・エディットには本体上の
ボタン/ノブ/フェーダー類が重宝いたします。
本体上に分かりやすく配置され、アナログ・シンセそのままと言えるほどの
充実したものに仕上がっています。
このほか、本機には同社シンセでおなじみのエクスパンション・ボード、
SRXシリーズ用のスロットも装備。
ダンス系から民族音楽まで豊富なタイトルから好みの音色を追加し、
Roland MC-909をカスタマイズすることが可能です。
 Roland MC909は内蔵エフェクターも強力です。
コンプ、2系統のマルチエフェクター(MFXI=38種、MFX2=42種)、
リバーブがそれぞれ用意され、マスタリング・エフェクトとして
3バンド・コンプが装備されています。
マルチエフェクターは、ディレイ、コーラス、フェイザーなど基本的なものから
フィルターなど過激に音を加工できるものまで豊富に用意されています。
スライサーやステップ・フィルターは8本のスライダーで
EF-303のようにエディットもできます。
また、エフェクトのエディット画面では
エディット・パラメーターの豊富さに驚きます。
その充実ぶりからも、本機がクラブ・ミュージック系はもとより、
マルチユーザー向け総合楽曲制作マシンであることがうかがえます。
 Roland MC909に搭載されたサンプラーは、
シンセ・エンジンで駆動するようになっています。
これによりアナログ/デジタル接続でサンプリングしたオーディオは、
シンセ波形として音作りのソースとして使用できます。
もちろん、パッドによるループ再生などにも対応しています。
 また、注目したいのがチョップ機能です。
これはサンプル中のアタック音を自動検知しフレーズを切り分けるもので、
例えばブレイクビーツをキッグ、スネア、ハットと
ワンショット・サンプルにすることが可能です。
しかも、それらを並び替え新たなフレーズを作ることもできます。
さらにターンテーブル・エミュレーション・スライダーを使って
オーディオ・サンプルのリアルタイムでのタイム・ストレッチや
ピッチ・シフトなどが簡単に行えるようになっています。
 さらにこの内蔵サンプラーは、外部入力音だけでなくシーケンスした
内蔵シンセなどをリサンプリングすることも可能。
ちなみに、サンプル・メモリーは標準で16MBですが、オプション・メモリーで
272MBまで拡張すれば、最大51分(モノ)のレコーディングができます。
これだけの容量があれば、簡易レコーダー的に使い、
オケに合わせたボーカル録りなどもできると思います。
 次に、従来のMCシリーズ機に比べRoland MC-909強化されているシーケンサー部は、これまでのパターン・シーケンサーに、
トラック・シーケンサー機能を追加したタイプと言えると思います。
具体的には、1パターンという枠を拡大し、1パターンの中で
最大998小節まで楽曲を組めるようなりました。
構成やアレンジが重要となってくるポップスなど、
ループ主体の音楽以外にも余裕の対応ができると思います。
そのほか、リズム入力の定番とも言えるTR-REC、ピアノ・ロール画面と
連動して使うステップ・レコーディング、MIDIメッセージを数値と
ピアノ・ロールでエディットできるマイクロスコープ・エディットなど、
大きな液晶ディスプレイを有効に使ったユーザー・フレンドリーな
コマンド画面も豊富に用意されています。
 さらにRoland MC909では、USB接続したコンピュータ
ーと
WAV/AIFF、MIDIファイル(SMF)のやりとりが可能になっています。
コンピューターのデスクトップ上では、MC-909をハード・ディスクのように
マウントでき、データの移動はドラッグ&ドロップと非常に簡単なものです。
また、フロント・パネル上にはデータ・バックアップ用の
スマート・メディア・スロットも装備。
音楽制作の過程でハード/ソフトを共用できます。
 また、本機には国内外の著名アーティストが作成した、オール・ジャンル対応の
最新かつハイ・クオリティなプリセット・パターンも215種類用意されています。
 さらにRoland MC-909には、内蔵シーケンサーや本体上の
パッド、スライダーなどで映像をコントロールできるV・LINK機能も搭載。
これらを駆使しマルチメディアのステーションとしても機能させることができます。
 以上のように、Roland MC909はその充実した
機能群から分かる通り、音楽制作ワークステーションの
完成形と言える製品だと思います。



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■■■Roland MC-909スペック■■■

【音源部】
■最大同時発音数:64音(シンセ波形/サンプル波形共通)
■パート数:16パート(MAIN)+16パート(RPS)
■パッチ:プリセット=800、ユーザー=256、カード=256
■RHYTHM:プリセット=72、ユーザー=128、カード=128

【サンプラー部】
■データ方式:16ビット・リニア(ファイル形式WAV/ArFF)
■サンプリング周波数:44.1kHz固定
■最大サンプリング時間:インターナル(16MB)/モノ=約180秒、
 ステレオ=約90秒、メモリー最大拡張時(272MB)/モノ=約51分、
 ステレオ=約25.5分
■サンプル数:ユーザー=2,000、カード=7,000

【シーケンサー部】
■ソング数:50
■パート数:16+TEMPO/Mute Control
■分解能:480/4分音符
■最大記憶音数:約1,300,000

【エフェクト/マスタリング部】
■リバープ:1系統(4タイプ)
■コンブレyサー:1系統(1タイブ)
■MFX:2系統(MFX1=38タイブ、MFX2=47タイブ)
■マスタリング:1系統
【そのほか】
■拡張スロット:SRXエクスパンション・ボード=1スロット
■外形寸法:491(W)×386(D)×123(H)mm
■重量:6.0kg

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テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

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