DTM音響機器レビュー

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E-MU E4XT Ultra

E-MU E4XT Ultra

サウンドハウス



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E-MU E4XT Ultra
希望小売価格498,000円前後
■■■E-MU E4XT Ultra機材情報■■■

 E-MU E4XT Ultraは1999年発売
国内外を問わずプロのミュージシャンから絶大な支持を得ている
E-MU性のハードウェア・サンプラーです。
E-MU社はEmulatorシリーズでサンプラーの初期より
製品を開発してきた老舗メーカーでその独特のコシのある音質は
他では得られなく、定評があります。
E-MU E4XT Ultraにもその血統は受け継がれている印象です。

それでは、早速チェックしていきたいと思います。
ます、処理能力を決定するプロセッサーは、当時としては高速な
32ビットRISCプロセッサー MOTOROLA社製のCold Fireを搭載
当時、機材の複雑化、高性能化が進む中で、
プロセッサーの処理能力が追いつかず、一部の機材では
リアルタイムで鳴らしながら、音色などのエディットを行っていると
発音が遅れたりする製品もありましたが
このE-MU E4XT Ultraでは、そのようなことが感じられず
作業がスムースに行うことが出来るのは評価できる点だと思います。

フロントパネルには当時としては大きめのディスプレイと
各ボタンが、余裕のあるレイアウトで配置されており
長時間の作業でも、他のラックマウント型サンプラーより
はるかに疲れは少なく感じました。
また、ユーザーインターフェイスも考えられており
任意のページやパラメータを記憶させることの出来る
ASSIGNABLE KEYSやジョグシャトルなど
素早く操作ができるように考えられた機能を搭載しています。

入出力端子は、アナログ・ステレオ・インプットが1系統
アウトプットは、ステレオ・アウトが1系統
ステレオ・サブ・アウトが3系統の合計8アウト
デジタル入出力は、AES/EBUデジタル IN/OUTが1系統
MIDI端子は2系統。それぞれIN/OUT/THRU端子を備えています。
さらに、ワード・クロック用のBNC端子を装備し
クロックマスターはAES/EBUまたはBNC経由かを選択可能
また、ASCIIキーボード端子も装備しており
対応のキーボードを使った入力が可能ですので
いがいと時間が取られる各種ネーミング作業も素早く行うことが可能です。

最大同時発音数は128音
RAMは標準で64MB、汎用の72ピンSIMM(要動作確認)を使用して
128MBまで拡張可能です。
(サウンドROM搭載時は64MB)
また、3.2GBのハードディスクを内蔵し、オプションで18GBの
ハードディスクも搭載可能となっています。

サンプラーとしてはファイル互換性も気になるところですが
E-MU E4XT Ultraでは、同じE4シリーズはもちろんですが
EII、EIIIシリーズCR-ROM、AKAI S1000/S3000、Roland S760や
AIFF/WAVファイルの読み込みにも対応しています。

E-MU E4XT Ultraでは、このような機能の他に
豊富な拡張オプションが用意されています。
8in/16outのADATインターフェース等の各種I/Oボード
E-Synth Sound ROM、Orbit/Phatt Sound ROM等の
人気のE-MU音源と同等の音源を搭載できるサウンドROM
電源を切ってもデータが消えず、電源投入後すぐに使うことに出来る
32MBのFlash ROMボードなどがラインナップされています。
このように、単なるサンプラーとしてではなく
サウンドROMを搭載することにより、シンセサイザーとして
使用することも可能となっています。

次にE-MU E4XT Ultraのエディット機能を
見ていきたいと思います。
エディットは同社のシンセサイザーと同等のものが用意されており
当時としてはかなり強力なものといえると思います。
基本的にはPROTEUSシリーズと同じ減算方式のシンセサイズが可能で
PROTEUSシリーズでおなじみのZ-Planeフィルターやモーフィングを
はじめとする21種類のフィルター
2系統17種類のウェーブフォームを持つLFO
往年のパッチ・シンセサイザーをほうふつさせる
最大24系統のパッチングが行える機能など
本格的なエディットが用意されています。

さらにE-MU E4XT Ultraでは波形編集機能も
豊富に用意されています。
ピッチ・チェンジやタイムコンプレッションなどの基本的なものから
汚し・クラッシュ系としても使える、レート・コンバーターや
ビット・コンバーターなど、補正や修正のみならず
積極的な音作りのアイテムとしても使えそうです。
またその他にも、2つのサンプルを動的にミックスする機能や
リズムループなどをスライスしてテンポやパターンを変えることの出来る
Beat-Munging機能など、高速プロセッサーを生かした
当時としては、とても豊富な機能が用意されています。

エフェクターも40種類を持つものと、32種類をもつものの
2系統用意されており、クォリティもレコーディングレベルといえます。
さらに、その他にも48トラックのシーケンサーや
アルペジエーターも搭載されいます。

最後に重要な音のキャラクターですが
国産のサンプラー、シンセにはない、独特コシのある音質で
E-MUの名に恥じない期待通りのキャラクターです。
立ち上がりのより、ブラスやストリングスはまさにお家芸といえるでしょう
さらに、音の太さからドラムサンプルやベースなどには特に効果的で
重圧な低域と、しっかりとしたアタック感は、
ソフトウェア/ハードウェア・サンプラーを含め
他のサンプラーでは得られない素晴らしい質感を持っていると思います。
ソフトウェア・サンプラー全盛期の今だからこそ
このE-MU E4XT Ultraのキャラクターは非常に貴重で
プロのミュージシャンに愛用され続けている
理由であると思います。



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■■■E-MU E4XT Ultraスペック■■■

●AD変換:16ビット
●DA変換:20ビット
●サンプリング周波数:22.05kHz、24kHz、32kHz、44.1kHz、48kHz
●メモリー:標準64MB、最大拡張時128MB
●フィルター’6ポール・アナログ・シミュレート・フィルター(21種類)
●マルチエフェクター:24ビット処理×2系統
●最大同時発音数:128音
●最大マルチティンバー数:32ch、32パート
●シーケンサー:48トラック
●SCSIコネクター:フル・ピッチ(アンフェノール)50ピン
●周波数特性:20Hz~20kHz
●SIMMスロット:72ピン×2
●内蔵ハード・ディスク:標準3、2GB、最大拡張時18GB
●アナログ入力:ステレオ1系統
●アナログ出力:スデレオ・メイン1系統、ステレオ・サブ3系統
●デジタル入出力:AES/EBU(XLR)
●外形寸法:435(W)x133(H)x336(D)mm
●重量:8kg


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テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

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