DTM音響機器レビュー

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YAMAHA DX100

YAMAHA DX100

サウンドハウス



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YAMAHA DX100
価格69,800円(1985年発売当時)
■■■YAMAHA DX100機材情報■■■

 YAMAHA DX100はDX7が一世を風靡した
DXシリーズのなかで、もっともコンパクトなモデル
49鍵のミニ鍵盤を採用し69,800円という
当時としては破格のシンセサイザーとして発売されました。
また、ショルダー・シンセという側面もあり
その為、ピッチベンダーやモジュレーション・ホイールが
本体上部に右側に配置され、肩からさげた時に
ちょうど良いように工夫されています。
また、電池での起動も可能
さらに、ショルダー・シンセとして使用した際には
ピッチベンダーなどは音程を上げようとすると、下げなければならず
動作が逆になってしましますが
このYAMAHA DX100では、それも考慮され
ホイールのモード切替により、効果を逆に切り替えることが
出来るようになっています。
90年代頃にRoger Troutmanがトークボックス用に
MInimoogからYAMAHA DX100に変えたことから
再評価され、トークボックスの定番として支持されています。

YAMAHA DX100の音源は
4オペレータ、8アルゴリズム
FM音源としてはもっとも、ベーシックといえる音源仕様で
複雑な倍音は、6オペレータのDX7等に劣りますが
シンプルな分、素直で太い音が出せるようになっており
出音の良さには定評があります。

 YAMAHA DX100の比較対象となるのは
鍵盤数とサイズが異なり、音源部分は共通のDX27と
上位モデルともいえるYAMAHA DX21が上げられます。
DX21は音源は同じ仕様ながら、当時としては珍しい
デュアル/スプリットモードを備え
2つのボイスを重ねたり、左右違う2つの音色で
演奏することが可能となっていました。
YAMAHA DX100はこのデュアル/スプリットモードや
ステレオコーラスなどが省かれています。
また、音色エディットパラメータ関連では
ピッチEGが搭載されていません
ピッチEGとは、音程をエンベロープで制御できるパラメータで
当時の競合機種であるJUNO106なども、搭載されていませんし
ポルタメントでカバーできる変化ですので
その分、低価格化したと思えば納得の出来る仕様だと思います。
その他の音源などのスペックはDX21と同じです。

 その他のYAMAHA DX100の仕様としては
鍵盤は49鍵ミニ鍵盤、8音ポリフォニックで
プリセットは192音、ユーザー音色メモリーも24音分用意されています。
また、今では当たり前のベロシティですが
当時の同クラスののシンセサイザーには搭載されていないものがほとんどで
このYAMAHA DX100では、受信は可能でしたが
本体の鍵盤で演奏する際はベロシティは対応していません。
つまり、音源として使用する場合のみ
ベロシティ対応となりますので注意がが必要です。

YAMAHA DX100のプリセットを聴いてみた印象ですが
シンプルな4オペレータFM音源らしい素直な音色という印象です。
エレピやブラスなどは、やはりDX7等の6オペレーターFM音源にかないませんが
アナログ系の音色や、ハーモニカなどはかえってこちらの方が
オケに混じると太く聞こえるほどです。
また、これも定番ですがベース音色は、やはり使える音色で
廉価版シンセサイザーとは思えないコシのあるサウンド
もちろん、オケにもよりますが
ベース音色は6オペレータより4オペレータの方が良いといわれる
所以がはっきりと時間することが出来ると思います。

YAMAHA DX100はすべての音色が使えるとは断言できませんが
この機種でしか出せない音色をもっていると感じました。
効果音なども魅力的な音色が多く
サブシンセとして、音色のバリエーションを増やすためには
非常に魅力的はシンセサイザーといえると思います。
発売当時は、コンパクトなシンセサイザーというのは
需要が少なく、あまり注目されませんでしたが
近年、また再評価されているシンセサイザーといえます。



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■■■YAMAHA DX100スペック■■■

●鍵盤数:49鍵(ミニ鍵盤)
●音源方式:FM(4オペレータ・8アルゴリズム)
●最大同時発音数:8
●音色数:インターナルボイス:24、プリセット:192、ナンバー:96
●接続端子:アウトプット(モノラル:標準フォーンジャック)
      ヘッドフォン(ステレオ標準フォーンジャック)、フットスイッチ
      MIDI IN/OUT/THRU、ブレス・コントロール端子
●サイズ:幅628mm×高さ75mm×奥行き219mm
●重量:2.9kg


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